WordPressでWeGIS (お手元のCSVファイルでお試し下さい)

県境のポリゴンに関連付けた属性データを評価し、その結果に基づいて県ごとに層別色分け表示するWebGISについて、ローカルファイルに対応できるようにしました。WorPressでLeafLetを利用したものです。 CSVデータを読み込んで、ランク分けし、それに応じた色を設定するまでを動的に処理します。限られた選択肢ですが、色(赤、黄、青)の切り替え、階層分け(5段階/10段階)もできます。お手元のデータファイルでお試しいただれば幸いです。

画面の概要

背景のOpenStreetMapの上に日本地図(県境のみ)を所定の色で塗りつぶして表示します。初期表示は、背景地図のみですが、右上のレイヤアイコンのうち、下の方をクリックすると、表示するレイヤを選択できます。この中の選択で、指定の地図が表示されます。また、上の方のレイヤアイコンでは、背景地図の表示/非表示ができます。

表示できる情報について

  県に関連付けられるデータがあれば、5段階又は10段階に層別色分けして表示できます。 (1)フォーマット 以下の項目(=列)による構成としてください。ヘッダーの有り無しは問いません。 1)県名 2)データ作成日 3)評価する数値データ 4)県コード このうち、3)は、10項目程度まで増やすことができます。 また、データは、県コードで昇順に並べてくださいでないと県との対応がずれてしまします。並びがあっていれば、1)、2)、4)の内容は空白でも構いませんが、項目(=列)としては必須です。
列名データタイプ補足
県名テキスト内容は、空白でも可
データ作成日テキスト同上
データ1数値1~10項目程度までが目安です。
・・・
データN数値
codeテキスト内容は、空白でも可
(2)ファイルの読み込み 「ファイルを選択」ボタンをクリックすると、ローカル環境にあるCSVファイルを選択できます ファイルの文字コードは、UTF8またはShift-JISに対応しています。文字化けしている場合は、文字コードを切替をチェックしてみてください。(文字化けしていても、数値データが読めていれば、表示対応は可能です)
文字コード切替

表示条件と設定変更について

データが正しく読めれば、表示条件設定一覧として、各項目ごとの表示条件が表示されます。(下方にある、見出し「実際の表示」の下に一覧表が表示されます)

(1)層別について

各項目のMAX値を、層別の際のMAXランクとし、0から等間隔でランク分けします。そのうえで、選択したベース色に基づき、それぞ暮れのランクに応じた色を割り当てます。 5段階(又は10段階に切り替え可)で、各項目ごとに最大値を5(または10)段階に、ランク分けし、該当のランクに応じた色でPolygonを塗りつぶしています。 各項目ごとに、基本の色と、5段階か10段階かの設定を選択できます

(2)表示条件変更

それぞれのデータ項目について、以下のように、データの項目名の設定や、ベース色や分割数などの表示条件の設定が可能です。 (1)項目名:入力10文字までをデータの名称(=レイヤ名称)として表示します。(空白にすると、その前の項目までを表示) (2)等間隔での分割数: 5分割または10分割の選択になります (3)ベース色: 赤、黄、青のいずれかを指定できます。

色分け区分

分割数やベース色に応じた表示色は、以下の通りです。
<等間隔10区分>
区間10
#FFFFFF#FFE6E6#FFCCCC#FFB2B2#FF9999#FF8080#FF6666#FF4C4C#FF3333#FF0000
#FFFFFF#E6FFE6#CCFFCC#B2FFB2#99FF99#80FF80#66FF66#4CFF4C#33FF33 #00FF00
#FFFFF#E6E6FF#CCCCFF#B2B2FF#9999FF#8080FF#6666FF#4C4CFF#3333FF #0000FF
<等間隔5区分>
区間
#FFFFFF#FFCCCC#FF9999#FF6666#FF3333
#FFFFFF#CCFFCC#99FF99#66FF66#33FF33
#FFFFFF#CCCCFF#9999FF#6666FF#3333FF

実際の表示

  以下に、読み込んだのデータの最大値や表示条件の一覧表があります。ここで、基本の色、分割の階層数なと設定変更ができます。「再表示」のボタンをクリックすれば、変更条件に合わせて再表示します。  
ここでは、単純に0から最大値までを層別するだけなので、色の相違がない場合は、元データの方で調整してみてください。

表示の実行

「再表示」ボタンで地図表示します。
初期画面では、背景地図だけが表示されます。右上のレイヤーアイコンのうち、下側をクリックするし、表示する項目を選択すると地図表示されます。チェックボックスで表示データの切り替えができます。また、上側のレイヤーアイコンでは、背景地図の表示・非表示の指定ができます。
表示条件を変えて、「再表示」することで、何度でも変更した条件で再表示することが可能です。
ここでは、単純に0から最大値までを層別するだけなので、色の相違がない場合は、元データの方で調整してみてください。
上記の表の条件で再表示します。=>

実際の画面

あとがき

お手元に、県と関連付けられたデータがあれば、CSVデータとして直接読んで層別したうえ、各県境Polygonの表示スタイルを設定して、色分け表示するまで動的処理するページを用意しました。これにより、県に対応付けられたCVSデータがあれば、簡単に、地図表示ができると思います。 お試しいただければ幸いです。

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