Windows Defenderからの通知のような表示
ChromeでGoogle Keepに関するサイトを閲覧していると、何やらいきなりセキュリティ警告が表示されました。 警告画面に表示されていた「System Defender」で調べてみると、詐欺とかフィッシングといった文字が目に留まったので、急いでブラウザを閉じたものの、それでも、しつこく警告の表示がでてくるし、なかなか画面を消せないしで、はなはだ迷惑です。 最初にでてきたのは、Windows Defenderからの通知のような表示でした。 内容確認すると、下記の画面が出てきました。 ブラウザを閉じても、しばらくすると、また、別の警告画面が表示されます。 これがしつこく出てきます。対策
ネットの情報をさがし回って、何とか表示を消すことができました。画面の閉じ方
ctrl+Wでも、ctrl+F4、Escでも閉じないので、困り果てましたが、どうやら、通知のクリアで消せるようです。 画面右下の吹き出しマークをクリックすると、通知がでてきます。 ここで、「すべての通知をクリア」すれば、とりあえず画面は消えました。しつこい再表示の防止
しかしながら、しばらくするとまた出てきます。 うんざりしながら、対策を探してみると、どうやら、ブラウザ(ここではChrome)の通知機能で、表示が出てきていると判明。 というわけで、Chromeの通知の許可から該当するURLを削除し、ブロックすることで、出てこなくなりました。 手順は、以下の通りです。 (1)Chrome右上の で設定画面を開く (2)「設定(s)」をクリック (3)「プライバシーとセキュリティ」で「サイトの設定」をクリック (4)「サイトの設定」で「通知」をクリック (5)「通知」画面の「許可」に「https://5sercher.biz.443」があったので、これを削除 とりあえず、これで表示されなくなりました。表示の正体
「https://5sercher.biz.443」というのは、マルウェアの導入や危険なサイトへの誘導しようとするポップアップとのことです。 あるサイトを閲覧した際に、「通知の許可」をチェックすると、許可登録されたサイトからの通知を表示するという、ブラウザのプッシュ型通知機能を利用しているようです。 そのような許可をした覚えはなく、何らかのツールをダウンロードした際に、こうなったのかもしれませんが、どうも原因は結局のところ判然としません。Chromeによる有害なソフトウェアの検索
ちなみに、Chromeには、怪しいソフトを検出する機能があるので、念のため、試しにChromeで「有害なソフトウェアの検出」を実行してみましたが、特に有害なソフトウェアは検出されませんでした。 むろんWindowsDefenderのスキャンでも、何も見つからないので、ウイルスに感染した訳ではなさそうです。 まとめ いつのまにか入り込んできた、「5sercher.biz.443」のせいで、セキュリティ警告が表示されるということが分かりました。 警告が表示された段階から、先へは進まなかったため、今回は、ブラウザの通知機能から、削除するだけで済みました。 情報入力、ダウンロードの際には、怪しいサイト、紛らわしい表示など、くれぐれも用心が必要と改めて自戒した次第です。
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